智山教学大会

毎年5月開催

研究発表のための学術大会です。発表についてはお問い合わせください。

  

・・・過去記念講演・・・

2016年 永村眞先生  「鎌倉仏教-密教『聖教』の視点から-」

2017年 彌永信美先生 「いわゆる『立川流』ならびに髑髏本尊儀礼をめぐって」

2018年 大久保良峻先生「日本天台の仏身観に関する若干の問題」

2019年 平雅行先生  「東国鎌倉の密教」

2020年 中止

2021年 伊藤聡先生  「両部神道の形成―鎌倉時代を中心」

2022年 本多隆仁先生 「弘法大師と『釈摩訶衍論』」

2023年 武内孝善先生 「空海伝研究の現在」

2024年 福田亮成先生 「私の辿ってきた道」

2025年 坂本正仁先生 「頼瑜思想の流布をめぐって」

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智山談話会

毎年11月頃に開催しております講演会です。

 

令和6年度智山談話会 講演要旨

 

竹村牧男先生は、唯識思想や華厳思想といったインド大乗仏教思想研究を専門として長きに亘り研究を蓄積されている。同時にその豊富な知識を活かし、良寛をはじめとした日本仏教における傑僧の思想についても継続的に研究され、井上円了、西田幾多郎といった近代思想についても造詣が深い。また、近年では特に『新・空海論-仏教から詩論、書道まで』 (2023年・青土社)。『空海の究極へ―『秘密曼荼羅十住心論』を読む』(2022年・青土社)。『空海の言語哲学-『声字実相義』を読む』(2021年・春秋社)。『唯識・華厳・空海・西田-東洋哲学の精華を読み解く』(2021年・青土社)。『空海の哲学』(2020年・講談社現代新書)といった空海思想に関する研究を多数著書として発表されている。そのような先生の膨大な研究の中で、いかなる契機により空海思想と邂逅し、どのような空海研究の世界へ傾倒してきたのかという経緯について先生の研究史とともにお話頂く機会としてこの度、講演いただく。

 

 

・・・近年の講演・・・

2016年 菊池大樹先生  「鎌倉仏教の二つの方向-密教から考える-」

2017年 瀬谷貴之先生  「東寺講堂及び大伝法院本尊との関係を中心に」

2018年 大塚紀弘先生  「鎌倉南北朝の僧侶集団と密教」

2019年 末木文美士先生 「院政・鎌倉期の禅と密教」

2020年 髙橋秀城先生  「鎌倉期の密教文学」 

2021年 前川健一先生  「中世日本の密教と日蓮」

2022年 苫米地誠一先生 「弘法大師伝の霊異説話」

2023年 船山徹先生   「仏典漢訳の特徴と密教陀羅尼の訳例」

2024年 竹村牧男先生  「私の空海研究-華厳から密教へ」 

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研究会 

 

智山勧学会では、以下の研究会の助成をしております。

 

仏教思想研究会

講師によるテキストの輪読研究会です。

  

日程内容等:事務局までお問い合わせください。 

 

 

智心会

大正大学大学院生を中心とした研究会です。

  

 

 


日本密教学会

 日本密教学会は、密教学ならびに広く密教文化に関連のある学術研究、およびその普及をはかる総合的研究団体として昭和43年に創立されました。以来、真言宗各山会および真言宗各派当局の協賛のもと、智山勧学会・豊山学会・高野山同学会・種智院大学密教学会の四学会によって、学術大会の開催、『密教学会研究』の発行等を行っています。

   日本密教学会への入会は智山勧学会に入会する必要があります。入会は智山勧学会事務局までご連絡ください。