智山教学大会

毎年5月開催

研究発表のための学術大会です。発表についてはお問い合わせください。

 

令和2年度第64回智山教学大会について

連日の報道の通り新型コロナウイルスの感染拡大の終息の兆しが見えない状況を鑑み、皆様の安全を最優先に考え慎重に検討を重ねた結果、9月7日・8日に予定しておりました教学大会の開催は中止とさせていただきます。発表や聴講を予定されていた皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどお願い申し上げます。『智山学報』は製作しますので、論文は募集しております。投稿については事務局までご連絡ください。

 

 

・・・過去記念講演・・・

2016年 永村眞先生「鎌倉仏教-密教『聖教』の視点から-」

2017年 彌永信美先生「いわゆる『立川流』ならびに髑髏本尊儀礼をめぐって」

2018年 大久保良峻先生「日本天台の仏身観に関する若干の問題」

2019年 平雅行先生 「東国鎌倉の密教」

 

 


智山談話会

毎年11月開催・外部講師による講演会です。

 

<現在のテーマについて>

智山勧学会では、平成28年度より「鎌倉仏教~密教の視点から~」をテーマに講演会を実施しています。鎌倉仏教の主流は「鎌倉新仏教(法然・親鸞・道元等)」であったとする戦後の論説に対し、70年代以降はむしろ密教的な要素をもつ「鎌倉旧仏教(貞慶・明恵・叡尊等)」こそが主流であったという「顕密体制論」が唱えられた。しかし、密教を統合原理とする仏教教理が、具体的にどのような内容をもつか明確ではなく、現在では新しい見方や問題点が議論されている。智山勧学会では「智山談話会」に講師を招聘し、改めて鎌倉仏教を密教の視点から考察していきたい。

 

 

<令和2年度第43回智山談話会 講演会要旨>

 日本文学における仏教の影響は、極めて広く深いものがあります。とりわけ古典文学においては不可分に結びついており、仏教の教えが豊かな作品世界を生み出す土壌ともなっています。

 これまで発表者は、日本文学と仏教思想との影響関係について、とくに、平安時代末期から鎌倉・南北朝・室町・戦国期にかけて成立した、いわゆる中世文学作品と密教思想との交渉に焦点を当てて研究を進めてきました。日本の中世という時代は、まさに文学が密教に影響を与え、密教が文学に織り込まれることによって、新たな展開を見せた時代と言えます。

 そこで本談話会では、「密教文学」には欠かすことのできない西行(1118~1190)、頼瑜(1226~1304)、無住(1226~1312)という3人の真言僧の文学活動を取り上げます。合わせて、僧侶が文学作品を書く素養となった基礎教養書なども探りながら、「仏教文学」ひいては「密教文学」の特徴の一端を垣間見ることができればと思っています。

 

 

・・・近年の講演・・・

2016年 菊池大樹先生「鎌倉仏教の二つの方向-密教から考える-」

2017年 瀬谷貴之先生「東寺講堂及び大伝法院本尊との関係を中心に」

2018年 大塚紀弘先生「鎌倉南北朝の僧侶集団と密教」

2019年 末木文美士先生「院政・鎌倉期の禅と密教」 

 

 


研究会 智山勧学会では、以下の研究会を助成してます。

 

仏教思想研究会

講師によるテキストの輪読研究会です。

 

令和2年度仏教思想研究会 

内容:西洋における密教理解を考える―英文文献を通して―

   西洋社会における密教理解・密教研究の知見を深めるため、

    欧米研究者による著作や論文を輪読し、議論を行う。

講師:佐藤もな先生(帝京高等看護学院講師)

※本会事務局までお問い合わせください。 

 

※本年度も昨年度に引き続き、アーロン・プロフィット氏(Aaron Proffitt, ニューヨーク州立大学准教授)の学位論文『Mysteries of Speech and Breath:Dōhan's Himitsu Nenbutsu shō and Esoteric Pure Land Buddhism』(Ph.D.,diss,Univ.of Michigan,2015)を輪読します。

 

智心会

学生中心の研究会です。

 令和2年度智心会活動

 内  容 : 『成就妙法蓮華経王瑜伽観智儀軌』を読む 

 研究目的:真言宗伝持八祖たる不空の訳とされ、『三学録』所載の一にして、『法華経』に基づく金

      胎両具の供養法儀軌である『観智儀軌』の精読を通じて、唐代真言密教に対する理解を深

      める。

 日程会場 : お問い合わせください。

 


日本密教学会学術大会参加

 日本密教学会は、密教学ならびに広く密教文化に関連のある学術研究、およびその普及をはかる総合的研究団体として昭和43年に創立されました。以来、真言宗各山会および真言宗各派当局の協賛のもと、智山勧学会・豊山学会・高野山同学会・種智院大学密教学会の四学会によって、学術大会の開催、『密教学会研究』の発行等を行っています。

   日本密教学会への入会は智山勧学会に入会する必要があります。入会は智山勧学会事務局までご連絡ください。

 

令和2年度日本密教学会第53回学術大会

日 程:令和2年11月6日(金)・7日(土)

会 場:オンライン開催になりました。

テーマ:諡号下賜と弘法大師信仰の展開